愛を込めて花束を、夢の話にオチを
夢を見ると誰かに話したくなりますよね~。
でも、思ったよりウケないのは何でなの??
これは、話す人は夢とはいえ実体験のようなものを話すのに対して
聞く人は、ありえないような話をさもあった事のように聞かされるので
話し手、聞き手の間に相当な温度差があるという事。
あとは、夢と言うのは忘れやすい。
とても忘れやすい。というか、どんどん忘れていく。
だから、うろ覚えの状態で思い出しながら話をするから、伝わりにくい。
あとは、何といっても「オチ」が無い!
それを踏まえて聞いていただきたい。
僕の昨日の夢の話だ。
僕は何故か分からないが「魔女」なのである。
しかも見習いの。
ずっと何の気無しにホウキにまたがって飛んでたのに
突然、どういうわけか飛べなくなってしまったのだ。
ホウキにまたがって力んでみても、どう足掻いても
すっかり飛び方を忘れた・・というか
もともと飛べてたのかも怪しくなるくらい、全く飛ぶことが出来なくなってしまった。
魔女の宅急便を寝る前に見てたとかじゃない。
それどころかここ何年も魔女の宅急便は見てない。
ただ、心当たりがあるとすれば、今見てる「鋼の錬金術師」
「おとうさま」のところで、錬金術が一時的に使えなくなってしまった・・
というのは寝る前に見た。
・・・僕は空を飛ぶ訓練を強いられる。
その方法がとんでもなく「乱暴」なのだった。
東京→山口間を飛行機に乗らず
飛行機の翼にひっかけたホウキにまたがり「飛ぶ」という事を思い出す。
というものだった。
さすがは夢・・・と言うべきか。
これがあっさり簡単に出来てしまうという。
小さな窓から僕を見るご夫人。
何も不思議がっていない。
雲にぶつかる感覚、降下、上昇の「G」も一切合財感じる事は無い。
ただ「この手を離すと死んじゃうな~」と思って、ホウキを握っているだけだった。
約1時間30分の訓練を終えて、僕は地上に降り立った。
誰か分からないが「じゃぁ、飛んでみろ」と言われた。
おそらく、この乱暴な訓練を発案した人だろう。
見た事ない人だ。
そして、僕はホウキにまたがり、思いっきり踏ん張った。
飛べる!!!飛ぶんだ!!!そう言い聞かせて力いっぱい力んだ!!
・・・全っっ然飛べなかった。
そういう夢の話だ。